100株が高くても投資できる?単元未満株・ETFの選択肢

投資(株)

100株が高くても投資できる?単元未満株・ETFの選択肢

「1株●万円 × 100株=えっ…投資ってこんなに高いの?」
株式投資を始めようと思ったときに、最初にぶつかる“高すぎるハードル”。
とくに人気のある企業ほど、100株単位で買うと大きな資金が必要になります。

けれど実は、そんな“壁”を越える方法があります。
それが「単元未満株」と「ETF」という選択肢です。

単元未満株とは?

通常、日本株は100株単位でしか買えません(これを「単元株制度」と言います)。
でも、証券会社によっては「1株からでも買えるサービス」が提供されています。
これが「単元未満株(ミニ株)」です。

たとえば楽天証券では「かぶミニ」、SBI証券では「S株」といった名称で提供されています。

少額から気になる企業の株主になれるため、資金が限られている人にとっては大きな味方です。

ETFとは?

もうひとつの選択肢がETF(上場投資信託)です。
ETFは、S&P500や日経平均などの指標に連動するように設計された投資信託が、証券取引所で売買できるようになったもの。

たとえば「MAXIS 米国株式(S&P500)上場投信(2558)」や「iシェアーズ・コア 米国総合債券市場ETF(AGG)」など、
たった1株から分散投資できるという点が大きな特徴です。

価格も数千円〜2万円台のものが多く、初心者でも手軽に「市場全体」に乗ることができます

どちらを選ぶべきか?

・個別企業の成長に期待するなら「単元未満株」
・分散・積立・安定重視なら「ETF」

それぞれにメリットがありますが、いずれにしても“100株じゃないと買えない”という常識は過去のものです。

まずは少額から。小さく始めて大きく育てる――それが投資の第一歩です。

ちなみに、筆者も最初は1株から始めました。
その体験談はこちらにまとめています:
eMAXIS Slimを買ってみた!少額投資のリアル体験記

タイトルとURLをコピーしました