財務諸表で“この会社、良さそうだな”と感じる瞬間

投資(株)

財務諸表で“この会社、良さそうだな”と感じる瞬間

経理職として日々数字と向き合っていると、ふとこんなことを思うんです。

「この会社、株としてもアリなんじゃない?」
そう思わせる瞬間が、財務諸表の中にひそんでいたりするんですよね。

✔ 利益の出方に“地に足”感がある

派手な売上増よりも、営業利益や経常利益がコツコツ積み上がってる会社には安心感があります。
見かけ倒しの赤字上場企業よりも、地味に稼いでる黒字企業って、投資対象として魅力的なんです。

✔ BS(貸借対照表)の自己資本比率をチェック

株主資本比率が高いと、会社としての安定感が違います。
借入依存度が低くて、内部留保でしっかり経営しているような企業は、景気変動にも強い印象。

✔ CF(キャッシュフロー)の営業CFがプラス

営業キャッシュフローが安定してプラスになっている企業は、実際にお金が回っている証拠です。
帳簿上だけでなく、現金の流れでも黒字かどうか。ここが意外と見落とされがち。

✔ 配当・株主還元に対する姿勢

配当性向が高すぎると逆に怖いけど、安定して配当を出している会社は好印象。
IR資料で「株主還元方針」をチェックするのも、見逃せないポイントですね。

✔ 実際に投資してみた経験

たとえば、財務内容が健全で、業績が3期連続で右肩上がりだった会社に投資したことがあります。
その結果、株価も緩やかに上昇。自分の読みが当たったようで、嬉しかったですね。

✔ 経理の知識が、投資にどう活きるか?

日頃からBS、PL、CFを見慣れていると、“あ、この数字の出方、おかしいぞ”と気づけるんですよ。
こうした感覚は、IR資料や四季報を読むときにも強力な武器になります。

✔ まとめ|“肌感覚”と“数字”のクロスチェック

決算書だけで完璧に見抜くのは難しいですが、数字の裏にあるストーリーを想像するのが好きです。
経理という職業で得た“目利き力”は、確実に投資判断の土台になっています。

もしあなたが経理や財務に関わっているなら、その知識、投資にも活かせますよ。

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